春の頂点に立つのは…?2025年センバツ甲子園の優勝候補6校。全国屈指の強豪校たち
2025/03/20
産経新聞社
智弁和歌山(和歌山)
近畿大会では準優勝を飾り、2年ぶり16度目のセンバツ出場を決めた智弁和歌山も、前評判の高いチームだ。
昨秋の和歌山県大会(2次予選)は無失点で優勝。近畿大会でも順当に勝ち進み、準優勝を果たした。
投手陣は渡辺颯人(新3年)と宮口龍斗(新3年)が中心となり、センバツ出場校では全体2位のチーム防御率0.75を誇る。
エース番号を背負う渡辺は昨夏の甲子園も経験しており、ゲームメイク力に長けた最速143キロ右腕。
背番号「11」を背負う宮口は、昨秋6試合(13回)を投げ、防御率0.00。投球回を上回る15奪三振を記録するなど、圧巻の投球。最速152キロの直球とキレのある縦横のスライダーを操り、ドラフト候補としても注目の存在だ。
チーム打率も3割を超えており、特にリードオフマンを担う藤田一波(新3年)は1年時からスタメンに名を連ね、昨秋は打率.444をマークしている。
攻守に能力の高い選手が多く、今大会も注目が集まる。