春の頂点に立つのは…?2025年センバツ甲子園の優勝候補6校。全国屈指の強豪校たち
2025/03/20 NEW
産経新聞社
東洋大姫路(兵庫)
履正社(大阪)時代に甲子園優勝の経験を持つ名将・岡田龍生監督が2022年から指揮を執る東洋大姫路。昨秋は兵庫県大会、近畿大会を制覇し、今春センバツ甲子園は優勝候補の一角に挙げられている。
昨秋の兵庫県大会を制すと、近畿大会では天理(奈良)、智弁和歌山(和歌山)と強豪校を破り、3年ぶり9度目のセンバツ出場を決めた。
明治神宮大会では、聖光学院(福島)との初戦で10得点を挙げて快勝。準決勝で優勝した横浜(神奈川)に延長11回タイブレークの末、1対3で惜敗したが、その実力を存分に示した。
投手陣では、阪下漣(新3年)が絶対的エースに君臨。最速147キロのノビのある直球とカットボールやフォークなど多彩な変化球を高い制球力で操る。
控えにも最速142キロ左腕・末永晄大(新3年)が控える。また、守備力も高く、昨秋の1試合あたりの平均失策数はセンバツ出場校でトップクラスの少なさを誇る。
打線もリードオフマンの渡邊拓雲(新3年)、3番を打つ見村昊成(新3年)など好打者が多く並んでいる。
迎えたセンバツ甲子園初戦は、21世紀枠で選出された壱岐(長崎)と対戦。初回に先制を許し、エース・阪下も1回2失点で降板するアクシデントがあったが、最終的に7-2で勝利。2回戦へ駒を進めている。