春の頂点に立つのは…?2025年センバツ甲子園の優勝候補6校。全国屈指の強豪校たち
2025/03/20 NEW
産経新聞社
健大高崎(群馬)
昨春のセンバツ甲子園を制した健大高崎。昨秋の関東大会で準優勝を果たしており、史上4校目となるセンバツ連覇が期待されている。
最注目は、旧チームから主戦投手を担う剛腕・石垣元気(新3年)だ。昨秋の関東大会では最速158キロを計測するなど、世代屈指の速球が武器。一冬超えてさらなる進化に期待がかかる。
そのほか、昨秋の公式戦で防御率0点台と抜群の安定感を誇る下重賢慎(新3年)らが控えており、投手陣は充実している。
一方、関東大会の初戦から2試合連続でコールド勝ちを収めるなど、打線も活発だ。昨秋3本塁打の秋山潤琉(新3年)や、4割超の打率を残した正捕手・小堀弘晴(新3年)など野手にもタレントが揃う。
チーム本塁打6本はセンバツ出場校の中でトップタイとなっており、全国屈指の打撃陣といえる。
関東大会では、決勝戦で横浜(神奈川)に敗れたが、延長10回タイブレークの接戦にもつれるなど、ハイレベルな戦いを見せた。
今春のセンバツ甲子園では、初戦からいきなり明徳義塾(高知)との強豪校対決に。延長タイブレークまでもつれる激戦となったが、左腕・下重賢慎が10回1失点の熱投を見せ、3-1で勝利。2回戦進出を決めている。
【了】