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早くもプロ注目!? 2025年センバツ甲子園の注目投手6人

2025/03/26

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産経新聞社



阪下漣(東洋大姫路)

東洋大姫路高校・阪下漣
 
 力強いストレートに加え、制球力の高さも持ち味の阪下漣。東洋大姫路(兵庫)で早くからエースを務めているだけに、注目選手と言えたが、まさかのアクシデントに見舞われた。
 
 阪下は入学後、1年秋にエースナンバーを背負った。昨夏も2年生エースとして腕を振ったが、チームは惜しくも兵庫県大会準決勝で明石商に敗戦し、夏の甲子園出場を逃した。
 

 
 新チームで挑んだ同秋も、エースとして活躍した。近畿大会では全4試合登板で3完投という圧巻の成績を収め、チームを選抜出場へと導いた。
 
 その後の明治神宮野球大会でも、初戦で聖光学院(福島)打線を寄せ付けない投球を披露した。チームは準決勝で横浜(神奈川)に敗れたが、同試合で阪下は延長11回を投げ、3失点(自責点1)と好投した。
 
 しかし、迎えた甲子園初戦の壱岐(長崎)との試合では、右肘の負傷でわずか1イニングで降板。チームは初戦こそ勝利したものの、2回戦で広島商(広島)に敗れた。
 
 この悔しさを胸に、夏はさらなる成長を見せたい。

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