春の甲子園2025、決勝戦展望~智弁和歌山(和歌山)編~ 見どころ・戦力分析・注目選手・個人成績一覧【センバツ甲子園】
2025/03/29
産経新聞社

高校野球 春の甲子園 最新情報
第97回選抜高等学校野球大会は30日、阪神甲子園球場で第11日を迎え、横浜(神奈川)と智弁和歌山(和歌山)が対戦。両校が春の頂点をかけて頂上決戦に挑む。試合に先立ち、智弁和歌山のレギュラーメンバー、注目選手から、見どころを探る。
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決勝の相手となる横浜と同様、智弁和歌山にもタレントが多く揃っており、ここまでの全4試合中3試合で完封勝ちを収めている。また、全4試合で初回に得点を奪うなど、投打のバランスが良いチームだ。
1回戦の千葉黎明(千葉)戦では初回に3点を先制すると、中盤にも得点を奪い、6-0で完勝。先発した渡邉颯人は9回90球で完封勝利を記録し、抜群の安定感を見せた。
2回戦のエナジックスポーツ(沖縄)戦では、4回まで毎回得点を奪った。同試合は先発した渡邉から田中息吹、宮口龍斗の投手リレーで、9-4で勝利した。
準々決勝の相手は、昨秋の神宮大会で準優勝した広島商(広島)だった。この試合でも智弁和歌山は2回までに5点を奪い、先発した渡邉は8回無失点の好投を披露。神宮大会準優勝校を相手に、7-0で勝利を収めた。
準決勝の相手となったのは、初出場ながらも快進撃を見せていた浦和実(埼玉)だった。それでも、智弁和歌山は相手先発・石戸颯汰から序盤に得点を奪い、試合を優位に進めた。中盤以降は得点を奪えなかったが、先発した渡邉、後を継いだ宮口が相手打線に得点を許さず、5-0で勝利した。
♢今大会の戦績
1回戦:6-0 千葉黎明(千葉)
2回戦:9-4 エナジックスポーツ(沖縄)
準々決勝:7-0 広島商(広島)
準決勝:5-0 浦和実(埼玉)