聖地で輝いた…センバツ甲子園のベストナインは? 今大会、存在感を放った選手たち
2025/03/30
産経新聞社
外野手部門
佐々木悠里(浦和実)
大会成績:4試合、打率.500(16-8)、0本塁打、2打点、0盗塁
外野手部門の1人目には、浦和実の佐々木悠里選手を選出した。今大会は三塁打を3本放つなど、浦和実の打撃陣を牽引した。
佐々木選手は、1回戦の滋賀学園戦から2安打1打点の活躍を見せた。同試合で、浦和実の甲子園初得点となるタイムリーヒットも、佐々木選手のバットから生まれた。
続く2回戦の東海大札幌戦でも2安打をマーク。8回に放った右翼の頭上を越える三塁打は、チームの集中打につながるきっかけとなった。
準々決勝の聖光学院との試合では、2打席連続の三塁打を含む3安打1打点を記録した。同試合で放った3安打はいずれも得点につながり、チームの得点源となる働きを見せた。
準決勝の智弁和歌山戦でチームは敗れたが、佐々木選手は渡邉颯人投手から1安打をマークした。塁上を駆け回った佐々木選手の姿は、夏の甲子園でも見たいと思わせるものだった。