大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » 社会人・高校野球・その他 » 大阪桐蔭が選抜V!代打西島の2ランで史上初の大阪勢決勝を制す

大阪桐蔭が選抜V!代打西島の2ランで史上初の大阪勢決勝を制す

2017/04/01

text By

photo

Getty Images



 第89回選抜高校野球大会の決勝が1日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われ、史上初の大阪勢決勝戦となった一戦は、大阪桐蔭が8対3で履正社を下し、2012年以来の選抜優勝を飾った。8回裏に履正社が3点を返して同点とした熱戦は、大阪桐蔭が9回表に代打西島の2ラン本塁打などで5点を加え、試合を決めた。
  
 先発投手は履正社は竹田、大阪桐蔭が徳山で試合が始まった。
  
 試合は1回表から動く。大阪桐蔭の先頭打者の藤原が竹田の変化球を捉え、ソロ本塁打を放ち先制。さらに、2回にも、大阪桐蔭は7番・坂之下のソロ本塁打で追加点を加えた。
 
 一方の履正社打線は大阪桐蔭のエース・徳山を打ち崩せず。5回を無安打に抑えられる。
 
 6回表には大阪桐蔭の1番・藤原が選抜大会の決勝史上初となる1試合2本目となるソロ本塁打を放ち、3対0と徐々に点差を広げる。
 
 徳山に7回2安打無失点に抑えられた履正社は8回裏に反撃。1番・石田、3番・安田が安打で出塁すると、4番・若林が遂に適時打を放ち、1点を返す。さらに、5番・浜内が徳山の外角の球を捉え、左中間へ2点適時二塁打を放ち、同点とした。
 
 同点に追いつかれた大阪桐蔭は、9回表に7番・坂之下が右前安打を放ち、続く8番・泉口が犠打を成功し、チャンスを作る。ここで、代打西島が左翼スタンドに勝ち越し2ラン本塁打を叩き込み、試合を決めた。さらに、3点を加えた大阪桐蔭は9回裏に根尾が反撃をしのぎ、8対3で勝利した。
 
 昨年の秋季大会では履正社が7対4で大阪桐蔭を破ったが、この日の選抜決勝では大阪桐蔭が雪辱を果たした。大阪桐蔭は2012年に藤浪-森バッテリーで優勝して以来の選抜優勝。選抜優勝は通算2度目となった。



error: Content is protected !!