【西東京】早実、八王子を破り2年ぶり決勝進出 清宮に最多タイ107号が飛び出す
2017/07/28
早実が28日に神宮球場で行われた第99回全国高校野球選手権西東京大会の準決勝の八王子戦に4-1で勝利。2年ぶりの決勝進出を決めた。
この日プロ注目の清宮は「3番・一塁」で先発出場。初回は先制のチャンスで二ゴロに打ち取られるも進塁打。その後、早実は相手のバッテリーミスで1点を先制する。
清宮の第2打席は四球で出塁すると、続く野村の打席でエンドラン成功。左中間への鋭い当たりで一塁から激走。一気に生還し2点目のホームを踏む。
早実は3回裏に満塁から暴投で八王子に1点を返されるが、その後は両チーム走者を出すも得点を取れない展開が続く。
第3打席は捕飛の清宮。7回表に先頭打者として打席に立つと、低めに落ちる変化球をとらえ、左中間にライナー性の当たりを放つ。すると打球は「清宮シフト」の上を越え、左中間スタンドへ入りソロ本塁打となる。清宮は、神港学園の山本大貴が記録した高校通算最多本塁打記録の107本に並び、早実は3-1とリードを広げた。
8回表に橘内に中前適時打が飛び出し4点目を加えた早実は、先発の雪山が9回を1失点で投げきり完投勝ち。4-1で勝利し2年ぶりに決勝へと進出した。
昨年の準々決勝は同カードで八王子が6-4で勝利。今年は早実が雪辱を果たした。