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明徳義塾が激戦を制し1回戦突破! 馬淵監督は甲子園通算49勝目【全国高校野球】

2017/08/09

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◯明徳義塾 6-3 日大山形●
 
 第99回全国高校野球選手権大会の第2日目(9日、甲子園球場)1回戦第4試合の日大山形(山形)対明徳義塾(高知)の試合は、延長12回に明徳義塾が勝ち越し、6-3で勝利した。
 
 この日の3試合、すべての試合で1回表に得点が入っているが、この試合も1回表に明徳義塾が谷合の適時打で先制する。しかし、その裏に日大山形も斎藤が左翼線へ二塁打を放ちすぐさま追いつく。
 
 明徳義塾は2回には先頭の久後が俊足を飛ばし余裕の三塁打を放ち、続く筒井の右前適時打で勝ち越し。しかし、その裏に斎藤が中前に落とす2点適時打で逆転に成功する。
 
 3、4、5回と明徳義塾の先発・北本と、日大山形の先発・森田が踏ん張り両軍無得点に抑えられる。
 
 明徳義塾は6回表に四球と犠打でチャンスを作ると、6番・久後の中前安打を、鈴木が本塁へ好返球。二塁走者を本塁で刺し、同点を阻止する。しかし、続く筒井が左前適時打を放ち、明徳義塾が同点に追いつく。
 
 その後は両チーム、2番手の明徳義塾の市川と、日大山形の中西が粘りの投球で、試合は9回になっても無得点。延長戦に突入する。
 
 延長10回表に明徳義塾は西浦が盗塁に成功し、2死二塁のチャンス。ここで今井が左翼前に飛球を放つが、左翼手・後藤がスライディングキャッチの好プレーでチームを救う。
 
 そしてその裏に日大山形が2死から石川が中前安打、鹿野が右翼線へ二塁打を放ち、2死二三塁。ここで中西の二遊間への強烈な打球を近本がさばく好プレーでピンチを防ぐ。
 
 試合は12回表に2死一二塁から、谷合が三遊間に高いバウンドのゴロを打つと、遊撃手の鹿野が二塁へ悪送球。遂に明徳義塾が勝ち越しに成功する。さらに続く今井が2点適時打を放ち追加点。その裏を抑え明徳義塾が激戦を制した。
  
 明徳義塾は馬淵監督が甲子園での通算49勝目。史上5人目の50勝まで残り1勝とした。



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