大阪桐蔭が史上初2度の春夏連覇に向けて3回戦進出 エース徳山が9回1失点の完投で接戦を制す【全国高校野球】
2017/08/17
第99回全国高校野球選手権大会の第9日(17日、甲子園球場)の第2試合は、大阪桐蔭(大阪)が智弁和歌山(和歌山)を接戦の末に2-1で下し、3回戦へ進出した。
1回戦に6点差を逆転して勝利した智弁和歌山と、米子松蔭に完勝した大阪桐蔭の一戦は、初回に大阪桐蔭の根尾の適時打で1点を先制する。
大阪桐蔭の徳山、智弁和歌山の黒原の好投が続いた試合は、4回に智弁和歌山の冨田の三遊間を破る適時打で同点。さらに満塁と攻め立てるが、ここは徳山の粘り勝ち。勝ち越しを許さなかった。
その後試合は、両軍の好守備や走塁ミスなども絡み、得点が入らず、1-1の接戦が続く。
大阪桐蔭は7回に泉口が二塁打で出塁すると、犠打で送り、相手バッテリーのミスで1点を勝ち越し。
大阪桐蔭のエースの徳山は8回まで1失点の好投も、9回に1死から連打でピンチを迎える。しかし、大崎を遊ゴロ併殺打に打ち取り、2-1で接戦を制した。
大阪桐蔭は史上初の2度の春夏連覇に向けて、苦しい試合をモノにした。一方の智弁和歌山はミスが響き、あと一歩のところで徳山を捕らえきれずに、2回戦で敗退となった。