天理が8強一番乗り! 延長11回の神戸国際大付との近畿勢対決制す【全国高校野球】
2017/08/18
〇天理 2―1 神戸国際大付●
第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第1試合は、天理(奈良)が神戸国際大付(兵庫)を延長戦の末2―1で下し、8強進出を決めた。
天理が2回表に森本の左翼への二塁打でチャンスを作ると、死球と四球で満塁とし、パスボールの間に1点を先制した。
しかし、その裏に神戸国際大付は片岡が三塁打を放ち、野選で1点を挙げて同点に追いついた。
3回以降はともに無得点が続いた。試合が動いたかに見えたのは7回表、天理は森本の安打、安原の二塁打で勝ち越しのチャンスを迎えた。しかし、山口の三ゴロで三走・森本が走塁死、碓井涼が空振り三振に倒れ、決定機を逃した。
神戸国際大付は8回裏、花村が中前打で出塁し、犠打で一死二塁とした。栗原が四球、森田が天理・太田のファンブルで出塁して満塁の場面を迎えた。だが、4番・猪田が併殺打に倒れた。
そして試合は延長戦に突入、均衡が崩れたのは11回だった。
11回表、天理の城下が右中間を破る二塁打を放ち、犠飛で二死三塁。安原が敬遠され、一三塁の場面で、山口の適時打で勝ち越しに成功した。その裏、天理はエース碓井が三者凡退に抑え、準々決勝に駒を進めた。