大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » 社会人・高校野球・その他 » 明豊が延長12回の死闘制す! 神村学園下し、8年ぶりの準々決勝進出【全国高校野球】

明豊が延長12回の死闘制す! 神村学園下し、8年ぶりの準々決勝進出【全国高校野球】

2017/08/18

text By



〇明豊 9-8 神村学園●
 
 第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第3試合・明豊(大分)と神村学園(鹿児島)の九州対決は、延長12回の末、明豊が9-8のサヨナラ勝ちで激闘を制し、8年ぶりの準々決勝進出を決めた。
 
 明豊は3回裏、9番・管が内野安打で出塁し、四球と犠打で一死二三塁とすると、浜田が先発・青柳に代わってマウンドに上がった中里から適時二塁打を放ち、2点先制に成功。5回裏には、浜田に2試合連続の本塁打が飛び出し、リードを3点に広げた。
 
 神村学園は6回表に先頭・羽月が相手の失策で出塁、犠打で二塁に進塁。4番・前畑の適時打で手堅く1点を返した。
 
 しかし、7回裏に明豊は三村と浜田の安打、杉園の適時打で4点目、佐藤祐のショートゴロの間に5点目を挙げた。
 
 8回表、神村学園の打線は明豊・佐藤楓をとらえ始めた。一死から羽月が三塁打を放ち、田中怜の適時打で1点を追加した。さらに9回表、先頭・田中祐の安打、角の二ゴロで二死二塁の場面。代打・南川の適時内野安打で1点を奪い、後藤と羽月の連続安打で土壇場で同点に追いついた。
 
 その裏、神村学園は3番手・金城が甲子園初登板。明豊は杉園の安打、佐藤祐の犠打で二死二塁としたが、松谷が二飛に倒れた。
 
 試合は延長に突入。神村学園は12回表に田中祐が内野安打で出塁、暴投で進塁。さらに9回途中からマウンドに上がった明豊・溝上に四死球が続き満塁とした。1番・後藤のバントが内野安打となると、守備の乱れの間に3点の勝ち越しに成功した。
 
 12回裏、明豊は二死から松谷、吉村が粘りの連続安打、代打・三好が四球を選び満塁とした。暴投で三走が生還し、菅の適時打、主将・三村の内野安打で同点に追いついた。さらに三村が二盗を決め、琉が四球を選ぶと依然、二死満塁。3番・浜田は追い込まれたが、押し出し四球で勝負が決まった。



error: Content is protected !!