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広陵・中村奨成が今大会で打ち立てた記録を振り返る 塁打数の更新は不可能?【全国高校野球】

2017/08/23

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 第99回全国高校野球選手権大会は23日の決勝で花咲徳栄(埼玉)が広陵(広島)を14―4で破り、悲願の初優勝を果たした。この大会で一躍高校球界のトップスターに躍り出たのが広陵の中村奨成捕手だ。準決勝では清原和博氏(PL学園)が85年に作った記録を更新する1大会6本塁打を記録。類い稀な打撃センスと、超高校級の守備力で今秋のドラフト会議でも注目の存在となっている。
 
 決勝戦では本塁打こそ出なかったものの、5打数3安打2二塁打で水口栄二氏(松山商)が1986年に記録した大会最多安打記録である19本に並んだ。
 
 さらに塁打数は従来の記録であった河合完治氏(中京大中京)の09年の28塁打を大幅に上回る43塁打の大記録を打ち立てた。今大会の成績は打率.679、6本塁打、17打点。以下が今大会に中村が打ち立てた記録だ。
 
▽中村が今大会で達成した打撃記録
1大会個人最多本塁打:6本
 
1大会個人最多打点:17打点
 
1大会最多塁打:43塁打
 
1大会最多安打:19安打(タイ)
 
1大会最多二塁打:6二塁打(タイ)
 
最多連続試合本塁打:3試合(タイ)



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