日本、米国代表に完封負けで雪辱果たせず…。先発の秀岳館・川端は6回途中4失点も15奪三振【U-18野球W杯】
2017/09/03
〇米国4-0日本●(カナダ・サンダーベイ)
侍ジャパンU-18代表は、2日(日本時間3日)にカナダ・サンダーベイで行われている「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」の第2戦で前回王者の米国代表と対戦したが、0-4で米国代表に敗れた。
雷雨の影響で試合開始が遅れ、その後の2回表には降雨により長時間試合が中断したため、本来の開始時間から総じて6時間程度を要する長丁場となった。
この試合には、秀岳館・川端健斗が先発し、奪三振ショーを見せた。川端は初回から快調に飛ばし、4回までに10三振を奪う好投を見せていた。
しかし、川端は2回にカサスに2ランを浴び先制点を献上し、その後降雨により試合は長時間中断に。しかし、川端はここで集中力を切らさず、三振を奪い続ける。しかし、5回に振り逃げ暴投間に1点、6回にはトゥラングの安打・清宮の走塁妨害でピンチを背負うと、シアニに適時打を浴び4点目を失う。そして、続くヤングに四球を与えたところで、川端は降板となった。
川端は5回2/3を135球で6安打・15奪三振・6四球・4失点という内容だった。
力投を見せていた川端をはじめとする投手陣を援護したい打線だったが、米国投手陣の前に沈黙。米国は長時間の雨天中断後、1回に1安打1四球でピンチを招いた先発・マーソーを諦め、2番手・ウェザーズにスイッチ。そして、日本打線はこのウェザーズを攻略できず、7回を散発1安打・1四球と完全に封じ込められてしまった。
そして、9回も3番手・ギンの前に無得点に終わり試合終了。完封負けで前回王者のアメリカに雪辱を果たせず、オープニングラウンドの戦績を1勝1敗とした。