侍J、南アフリカを投打で圧倒し快勝!4回には清宮の高校通算110号も【U-18野球W杯】
2017/09/06
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〇侍ジャパン12-0南アフリカ共和国●
侍ジャパンU-18代表は、4日(日本時間5日~6日未明)にカナダ・サンダーベイで行われている「第28回WBSCベースボールワールドカップ」の第5戦で南アフリカ共和国代表を12-0で下し、今大会初となるコールド勝ちを飾った。
既にオープニングラウンドの戦績を3勝1敗としてスーパーラウンドへの進出を決めている侍ジャパンは、0勝3敗と苦しい戦いを強いられている南アフリカを投打で圧倒した。
侍ジャパンの先発は三浦銀二(福岡大大濠)。三浦は初回一死から四球で出塁を許したが、3奪三振で3アウト奪う上々の立ち上がりを見せる。すると、打線が爆発し試合の主導権を掴んだ。
2回、侍Jは先頭の井上が四球で出塁すると、南アフリカ先発・ピーチのけん制悪送球で一気に3塁間で進塁。そして、一死から増田が左犠飛を放ち1点を先制した。
そして、3回には鯨井が三塁へ内野安打を放ち、三塁手・ノーベンバーの悪送球で鯨井は2塁へ。その後、ピーチの暴投で3塁に進むと、丸山の適時二塁打で1点を追加。その後も小園・安田の連続適時打で2点を奪い、清宮も二塁打を放ちチャンスを無死2・3塁に広げると、井上・増田に適時打が飛び出しこの回6得点。本塁打は出なかったが、連打で得点を重ねた。
4回には清宮が大会16打数目で第1号本塁打を放ち、8点目を追加。清宮はこの本塁打が高校通算110本目の本塁打となった。また、5回も相手悪送球・四球でチャンスを作り、小園の適時内野安打や相手暴投で2点を追加した。
その後も相手のミスなどにつけ込んで得点を重ね、10安打ながら12得点。南アフリカ代表のミスにしっかりと付け込んだ。
先発の三浦は5回を77球で3安打・7奪三振・1四球・無失点と好投し降板。6回から登板した2番手の櫻井は3四球で満塁のピンチを背負い降板。そして、ピンチで登板した清水が後続を連続三振に仕留め無失点に抑え、最後は7回を締めて試合終了。
大会規定により、7回コールドで試合終了となり、U-18侍ジャパンはオープニングラウンドの戦績を4勝1敗としてスーパーラウンドに駒を進めることとなった。