野球U18代表が帰国。主将・清宮、進路は未定も「最終的にはトップチームで世界一を」
2017/09/12
清宮主将の一問一答
――たくさんの人の出迎えがいた。帰ってきた実感は?
びっくりしました。こんなにいると思ってなかったんで。
――銅メダルという結果。主将から見て大会で日本の野球出せた部分は?
守りの部分で踏ん張れたところはありましたし、アメリカ相手にピッチャー陣が頑張ったていうのは日本の力を見せられたかなと思う。
――大会で感じたことは。
バットの対応。金属バットは日本ぐらい。アメリカも州によっては違うけど、そこが大きかった。
――高校最後の大会。3年間を振り返って。
高1と高3の時で、ジャパンに入らせてもらって、2年前と今とじゃチームへの関わり方、見方が変わった。同じ環境で2年後また入ることで、人間的な部分の成長だったり、野球の経験だったりの違いを感じた。2年半で人間的にも、野球人としても成長できた。
――ほかの人にはできない経験をしてきた。
周りの環境がすごくよかった。自分にもあってたと思う。周りの人たちのおかげでたくさんの経験させてもらえたと思う。
――日本代表の経験はプラスになったと思うが。
野球を続けるからには、最終的にはトップチームのユニホーム着たいと思ってる。2回も出てどっちも世界一になれなかった。次着るときは、まだプロって決めてないんで、大学の代表なのか、どういう形で日本のユニホーム着るかわからないけど、どういう形であれ、この2回で届かなかった世界一を取り返したい。
――大学かプロか。いつ頃までに決めたいか。区切りはプロ志望届の期限?
そうですね。
――高1では準優勝、今回は3位。2年後にU‐18W杯を戦う後輩に向けてメッセージを。
一番感じるのは、急造チームの難しさ。みんなプライド高い中で集まって、今までの自分たちのチームのようにプレーできないと感じると思う。後輩にはチーム作りをまずやってもらいたい。先輩たちの姿はじかに見ることができないし、国際大会がどういうものかつかみにくい部分あるけど、負けたら後悔するので、目の前のことを一つ一つこなして、いいチームで世界一になってほしい。
――自身にとって日本代表の意味は?
自分が目指すべき最終地点。国を代表するということは、1億人以上の人の期待を背負っている。軽いプレーはできないし、責任のある場所だと思う。
――帰ってきて一番食べたいものは?
あんまりないですけど、すしも食べたんで。焼肉食べたいですね。
――大会期間中、プロ入りを決めたほかの選手と話した?
プロよりも大学とかの話した。大学のほうが身近。先輩もいたりして。
――高校生活の残りはどう過ごしたい。
文化祭とか体育祭とかテストとか、普通の高校生の生活になる。今しかできないので、行事をしっかり楽しみたい。いい半年間を過ごしたい。
――2020年の東京五輪は?
大学行ってもプロ行ってもオリンピックは出れるので、東京でやるなら目指したい。今のままじゃ力不足なので、もっと練習して、力をつけて頑張りたい。