【第90回センバツ】ベスト8出揃う 連覇狙う大阪桐蔭、花巻東、三重、星稜が8強入り<第9日結果>
2018/03/31
〇大阪桐蔭(大阪)5-1 明秀日立(茨城)●
史上3校目の春連覇を目指す大阪桐蔭が明秀日立に勝利し、ベスト8入りを決めた。大阪桐蔭の先発は注目の二刀流の根尾昂内野手。打では適時打、投では最速147キロの速球を披露するなど、9回を4安打、11三振、1失点で完投勝利した。明秀日立は9四球で走者を出すもあと1本が出なかった。
〇花巻東(岩手)1-0 彦根東(滋賀)●
彦根東は先発の増居が花巻東打線を9回まで無安打無得点に抑える快投。一方の花巻東の2番手伊藤も彦根東打線に得点を許さず。試合は延長戦へと突入する。10回裏に増居から紺野が初安打を放つと、チャンスを作り藤森がサヨナラ犠飛を放ち、試合を決めた。
〇三重(三重)2-1 乙訓(京都)●
三重が初回に大川の適時打で先制すると、同点に追いつかれた3回裏に浦口のソロ本塁打で勝ち越しに成功する。投げては三重の先発福田が要所を締める投球で乙訓打線を9回1失点完投。乙訓は2番手川畑が試合の後半を無安打に抑える好投を見せたが、あと一歩及ばなかった。
〇星稜(石川)4-3 近江(滋賀)●
近江が初回2点を先制。さらに6回、木村の適時三塁打で1点を追加するが、その裏に星稜は奥川の適時打、佐々井の犠飛で同点。8回に星稜はチャンスを作り、スクイズを仕掛け勝ち越し狙うも失敗。両軍譲らない試合展開となったが、延長10回に2死一塁から星稜の奥川が左中間を破るサヨナラ適時打。星稜が23年ぶりの8強進出となった。
ベスト8が出揃った。ベスト8は東海大相模(神奈川)、日本航空石川(石川)、智弁和歌山(和歌山)、創成館(長崎)、大阪桐蔭(大阪)、花巻東(岩手)、三重(三重)、星稜(石川)。