【全国高校野球】大阪桐蔭、逆転勝ちで決勝へ 根尾が8回力投、履正社との死闘制す
2018/07/27
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第100回全国高校野球選手権記念大会の地方大会が27日、全国各地で行われた。北大阪大会準決勝では、史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭と2年ぶりの選手権を目指す履正社が激突。6-4で大阪桐蔭が死闘を制した。
昨春の選抜大会決勝、昨夏の大阪大会準決勝、昨秋の付大会決勝でも対戦した両校。いずれも大阪桐蔭に軍配が上がり、雪辱を果たしたい履正社との注目の一戦となった。
試合は大阪桐蔭・根尾、履正社・浜内の両先発が好投。6回まで両者無得点の息詰まる展開となった。
均衡が破れたのは7回だった。この回先頭の4番・藤原が右翼への三塁打を放つと、続く根尾が適時二塁打で先制点を挙げた。さらに犠打などでチャンスを広げると、青地と代打・飯田のタイムリーでリードを広げた。
3点を追う履正社は直後に1死一三塁から谷川の犠飛で1点を返した。そして、8回の守備で無死満塁のピンチを切り抜けると、その裏に打線が根尾を捕まえた。内野安打などで同点に追いつくと、途中出場の松原に勝ち越しの適時三塁打が生まれ、この回一挙3得点で逆転に成功した。
しかし、大阪桐蔭は3-4で迎えた9回表に2死走者なしまで追い込まれたが、8回に再登板した浜内から4連続四球を選び、同点に追いついた。さらに2死満塁とチャンスは続き、6番・山田が2点適時打を放ち、勝ち越した。
6-4の9回裏、大阪桐蔭はエース・柿木が登板。先頭を空振り三振、次の打者は右飛、最後は空振り三振で締めた。