大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » 【きょうの甲子園・第3日】第2試合は近畿勢対決、智弁和歌山VS近江

【きょうの甲子園・第3日】第2試合は近畿勢対決、智弁和歌山VS近江

2018/08/07

text By

photo

Getty Images



 第100全国高校野球選手権記念大会は7日(第3日)、1回戦4試合が行われる。
 
■第1試合(8時00分):佐賀商(佐賀)-高岡商(富山)
 
 佐賀商は10年ぶり16回目の出場。地方大会はエース木村颯太(3年)が6試合中5試合を一人で投げ抜き、チームを優勝へ導いた。48回を投げ、29奪三振、失点11で粘り強い投球を見せている。打線は中島優仁が打率5割と好調で、打点9を挙げた山崎陸は勝負強さがある。
 
 2年連続19回目の出場となる高岡商。地方大会5試合は全て2桁得点を記録し、危なげなく甲子園への切符をつかんだ。チーム打率は.401。打率.467の石黒優希(3年)ら4割打者6人が並ぶ。投げては、本格左腕・山田龍聖に右腕・大島嵩輝と粒ぞろいだ。
 
■第2試合(10時30分):智弁和歌山(和歌山)-近江(滋賀)
 
 近畿勢対決となった。今春のセンバツ準優勝の智弁和歌山は2年連続23回目の夏を迎える。地方大会準決勝までの4試合はすべて2桁得点のコールド勝ち。クリーンアップの林晃汰(打率.412)、文元洸成(.467)、冨田泰生(.571)が並ぶ打線が力を見せつけた。
 
 2年ぶり13回目の近江も春夏連続出場だ。エース金城登耶、林優樹、清水郁也の左腕3人、佐合大輔と松岡裕樹の右腕2人と投手層は厚く、地方大会5試合はわずか5失点。打線は単打でつなぎ、切れ目がない。
 
■第3試合(13時00分):前橋育英(群馬)-近大付(南大阪)
  
 前橋育英は3年連続同一カードの群馬大会決勝を制し、4回目の出場を決めた。チームの中心はエース右腕・恩田慧吾だ。地方大会6試合40回を投げ、防御率1.58と安定している。チーム打率.393の打線は、打率5割を超える梅沢修二や昨夏の甲子園経験者・小池悠平(3年)が中軸に並ぶ。
 
 近大付は10年ぶり5回目の出場となる。1年生から背番号1を背負う左腕・大石晨慈(3年)は、最速141キロの直球とスライダーが持ち味で、地方大会6試合43回を投げ、奪三振数36、失点6。打線は、打率5割を超える主将で2番の花田大晟らが引っ張る。
 
■第4試合(15時30分):益田東(島根)-常葉大菊川(静岡)
 
 益田東はノーシードから島根大会を勝ち上がり、18年ぶり4回目の出場となる。エースは全5試合で先発した右腕・和田晃成(3年)。最速144キロの直球を武器に39回2/3を投げ、防御率1.59。チーム打率は.346で、6番・安田陸人(3年)は打率5割超と好調だ。
 
 常葉大菊川は2年ぶり6回目の夏の甲子園だ。地方大会6試合中、3試合で完封勝ちを果たした。打線を引っ張るのは、1番の奈良間大己。地方大会打率は驚異の.818をマークしている。また6試合で失策は2と堅守も光る。投手陣はエース右腕・漢人友也と中堅手である左腕・榛村大吾が中心となる。



error: Content is protected !!