木更津総合、6回に一挙6点で快勝!エース野尻は7回2/3を1失点の好投【全国高校野球】
2018/08/10
<第6日 第1試合 1回戦 ○木更津総合10―1敦賀気比●>
第100回全国高校野球選手権記念大会は10日、甲子園球場で第6日を迎え、第1試合で木更津総合(東千葉)が敦賀気比(福井)を10-1で下して初戦突破を果たした。
試合は木更津総合のエース・野尻幸輝(3年)の好投と集中得点が光った試合となった。
試合が動いたのは4回。木更津総合の山中綾真(3年)が死球で出塁。後続も四球と安打で続き1死満塁のチャンスを作ると、6番の神山竜之介(3年)のセンターへの犠牲フライで1点の先制に成功する。
対する敦賀気比は5回に杉森圭輔(3年)の二塁打と細谷優作(3年)の死球などで2死一、三塁のチャンスを迎える。しかし8番の西川剣之介(3年)がレフトフライに倒れ無得点に終わってしまう。
直後の6回、木更津総合の太田翔悟(2年)がレフト前へ安打を放つと、後続の連打もあり1死満塁。9番の小池柊稀(2年)が死球を選び押し出しで2点目を奪うと、次打者の東智弥(3年)が走者一掃の三塁打を放ちこの回4点目。その後も神子瑞己(3年)の安打などで得点を挙げ、7-0と一気に突き放した。
試合は敦賀気比が6回に1点、木更津総合が8回に3点を加え10-1で9回へ。敦賀気比は6番の細谷がセンターへのヒットで出塁。続く中野樹(3年)も四球で出塁し1死一、二塁のチャンスを作るが中川莉久(3年)が併殺打に倒れ試合終了となった。勝利を収めた木更津総合の野尻は7回2/3を1失点。打撃力の前評判が高かった敦賀気比を見事に抑えた投球だった。