野球U-18代表が結団式、“心ひとつに”アジア王者へ 主将・中川「最高の仲間と連覇を」
2018/08/26
Kana Yamagishi
野球日本代表「侍ジャパン」U-18代表の永田裕治監督と選手が26日、東京都内で、9月3日から宮崎県で開催される「第12回 BFA U18アジア選手権」に向けて記者会見した。
会見には日本高野連の八田英二会長、永田監督、主将・中川卓也内野手(大阪桐蔭)、吉田輝星投手(金足農)、小園海斗内野手(報徳学園)が出席した。
前回大会で優勝した日本代表には、連覇がかかっている。八田会長は、「短い期間で相互に心通わせてチームのため、心ひとつにしてアジア選手権に臨んでほしい」と優勝へ期待を寄せた。
25日から合宿を開始した代表チーム。永田監督はチームの強みを「走力を兼ね備えた打線、内野手を含めて9人という投手力」と説明し、投手のキーマンとしては、甲子園決勝に登板した柿木蓮(大阪桐蔭)と吉田を挙げた。さらに板川佳矢(横浜)、山田龍聖(高岡商)の両左腕の活躍も大きなウエートを占めるとし、打線は昨年も代表に選ばれた小園、藤原恭大(大阪桐蔭)に核になってほしいと話した。
中川は「この前までは日本一をかけたライバルだったんですけど、そのライバルが最高の仲間となり、連覇を目指して頑張ります」と力強く決意表明。2年連続で日の丸を背負う小園は「去年も来たので重みを感じている。経験したことを活かしたい」と意気込んだ。
吉田は「自覚と責任をもって優勝に貢献したい」とし、「強気のピッチングを見せたい」と話した。
大会は9月3日に開幕。8カ国・地域(日本、香港、韓国、スリランカ、中国、チャイニーズ・タイペイ、パキスタン、インドネシア)が出場。グループリーグ、スーパーラウンドを経て、決勝、3位決定戦が行われる。