日本、15得点で2戦連続コールド勝ち! 投手陣はスリランカ相手に無安打リレー【野球U18アジア選手権】
2018/09/05
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スリランカ代表の好守に客席からは大きな拍手も
<1次ラウンド 第2戦 ○日本15-0スリランカ●(6回コールド)>
野球日本代表「侍ジャパン」U-18代表が参加する「第12回 BFA U18アジア選手権」の1次ラウンド第2戦がサンマリンスタジアム宮崎で行われ、15-0で6回コールド勝ち。打線の猛攻と投手陣のノーヒット継投も光り、スーパーラウンド進出を決めた。
前日に香港相手に26-0と5回コールド勝ちを収めた日本は、この日も初回から猛打を発揮。スリランカ先発のワニガバードゥに対して、1番の小園海斗(報徳学園)がライトへ二塁打を放って出塁すると、その後小園は三塁に進んで、2番の奈良間大己(常葉大菊川)の犠飛によって先制のホームイン。さらに、この回藤原恭大(大阪桐蔭)と野尻幸輝(木更津総合)のタイムリー安打などで3点を追加して4-0と試合の主導権を握った。
しかし、2回はワニガバードゥの前に1番から始まる攻撃で3者凡退。スリランカ守備陣が好守を連発し、客席からは大きな拍手が送られた。3回も、無死一塁から藤原が放った打球をセンターのセニヴァイラスネがダイビング捕球。続く根尾昂(大阪桐蔭)の打ち上げた三塁ファールグラウンドへの飛球をディルシャンが好捕し、日本はなかなか得点を挙げられない。
それでも、ここで投手が2番手のワサラに交代すると、野尻が四球を選ぶなど2死二、三塁のチャンスを作り、7番の蛭間拓哉(浦和学院)が左中間へタイムリー安打を放って2点を追加。さらに根来龍真(常葉大菊川)にもタイムリー安打が生まれて7-0とリードを広げた。
4回は、先頭の小園が左方向へフライを打ち上げたが、レフトがこれを後逸し小園は一気に三塁へ。続く奈良間が左前へタイムリー安打を放って1点を追加すると、その後も野尻の2点タイムリー三塁打などでこの回一挙5得点を挙げて12-0と試合を優位に運んだ。
投げては、先発の渡辺勇太朗(浦和学院)が3回まで無安打6奪三振と危なげない投球を見せると、2番手の山田龍聖(高岡商)は4回を3者連続三振を奪うなど2回をパーフェクト。日本は5回に1点、6回に2点を追加して計15得点を挙げ、最後は奥川恭伸(星稜)が7番から始まる攻撃を3者連続三振に抑えて試合終了。投手陣はスリランカ打線に対して無安打リレーとなった。15-0で6回コールド勝ちを収めた日本はこれで2連勝とし、今日の韓国戦を前にスーパーラウンド進出を決めている。