世界を席巻、790万回再生の超豪快な“神スイング” 注目のOLは、元野球少女!
最近、大きな話題を集めているCMがある。それはトヨタのスポーツカーブランド「G’s」のインターネットCM「G’s Baseball Party」で、押しボタン式信号機など、街中の至るところにあるスイッチを押してしまったサラリーマンや女子高生など市井の人々が、急に何かに目覚めたように野球をし始めるというもの(あのウォーレン・クロマティも出演)。ごく普通の繁華街でスーパープレイが次々と披露される様は圧巻で、海外でもMLB公式ホームページや『CBSsport.com』といったメディアで取り上げられるなど大きな反響があり、実に790万回再生(5月上旬時点)を記録している。特にCMの最後を飾るOLが、堂々とした構えから見事なフルスイングでビルの谷間に特大ホームランを放つシーンはインパクト絶大で、「あの女性は一体誰?」と世界中から注目が集まっている。話題の人物に迫った――。
2015/05/07
カブレラ選手の真似ではありません!
“神スイング”が話題のOL役を演じたのは現役女子大生タレントの稲村亜美さん。アイドルの登竜門オーディション「ミスマガジン」の流れを汲む「ミスiD」にも選ばれた注目のグラビアアイドルだ。
――そもそも、どういう経緯でCMに出ることになったんですか?
オーディションですね。野球経験のある方たちの中から選ばれました。オーディションでは素振りやピッチングなど、「エア野球」をしたんです。ダイビングキャッチをしている人もいましたね。特に前もって練習もせず、「なんとかなるだろう」っていう気持ちで臨みました。
――合格した際の気分は?
もちろんうれしかったですけど、女性の中では自分が一番うまいなと思っていたので、自信はありました!
――撮影は北九州・小倉の街中で行われたそうですね?
はい。実際の撮影はアスファルトの上だし、ヒールを履いてたので重心の置き方が難しくて大変でした。あと、スーツ姿だと腕がキツくて……初めての経験ばかりでしたね。
――それでもあのスイングをしたわけです。
何も意識せずにタイミングを合わせて、フルスイングしました。特大ホームランを打つことをイメージしながら。
――ピッチャー役の人は野茂のトルネード投法風ですが、バッティングの構えは誰かを意識したんですか? 巷ではカブレラや巨人の坂本選手に似てる、なんて言われてますが…?
特に誰かを真似したわけではないんです。監督さんからも、「最後のシーンだから大物感を出してね」という指示があったぐらいで。私、小学生から野球をやってたんですが、構え自体はその頃に完成されてから変わってないんです。だから当時から私のことを知ってる人たちは、あの構えを見てすぐに私だとわかったみたいですよ。「変わっていないねって」って言われました(笑)。
――ナチュラルに大物感がありますね。映像を見てご自身ではどう思いました?
素直に、かっこいいなぁって(笑)。改めて見てみるとすごく新鮮で「私、こんなスイングしてるんだ!?」と思いました。