ユニークさで話題沸騰 「華の慶早戦ポスター」に込めた思い
今週末30日、31日に行われる東京六大学野球春季リーグ戦は、慶應大‐早稲田大の『慶早戦』が行われる。伝統の一戦にあたり慶應大應援指導部が制作したポスターがネット中心に話題になっている。
2015/05/29
取材協力/画像提供:慶應義塾大学應援指導部
伝統の一戦を盛り上げる
今週末30日、31日に行われる東京六大学野球春季リーグ戦の早稲田大-慶應大は一般的に『早慶戦』と呼ばれることが多い。しかし、慶應大にとっては伝統の『慶早戦』である。
伝統の一戦を迎えるにあたり、慶應大應援指導部が制作したポスターがネット中心に話題になっている。
今年制作したポスターは5パターン。應援指導部の堤史門主将によると、毎年制作しているが今まで大きな注目を浴びたことはなかったと言う。
今年のポスター制作は堤主将と卒業した先輩との「今年もポスターを作る時期だね」という雑談から始まった。
“両校が対立しているのが一目でわかるようにしたい”という堤主将の考えから、向かい合ってガチンコ対決するような構図が浮かび上がった。
そして、“チアなのに笑わずににらみ合っている”“かわいらしいキャラクターなのにバチバチしている”など、それぞれが持つイメージとのギャップをつけて面白さも加えた。
大学野球は、野球という競技の戦いだけでなく、応援も含めた学校全体の戦いである――。
早稲田大と慶應大のライバル意識も昔ほどなくなり、「慶早戦」への意識も低くなっている近年の学生の意識を変えて、学校全体で応援していきたいというが思いが込められている。
30日、31日どちらも神宮球場で13時から試合開始だ。早稲田が1勝した時点で優勝が決まり、慶應が2連勝すると優勝決定戦に持ち込むことができる。
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