仙台育英・須江監督「やることがブレなかったのがよかった」。大量点差で盗塁&バント封印は「マナーだと思う」【全国高校野球】
2019/08/09
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<第4日 第2試合 1回戦 ●飯山 1―20 仙台育英○>(9日、阪神甲子園球場)
第101回全国高校野球選手権大会は9日に4日目を迎え、第2試合では仙台育英(宮城)が飯山(長野)に20-1で圧勝。大量点リードで、気持ちのコントロールが難しい展開となったが、最後まで攻撃の手を緩めず戦い抜いた。
試合後、須江航監督は、「やることがブレなかったのがよかった」と振り返った。
大量リードする展開にも、「どういうことになっても9人の選手が自分がどういうことでチームに貢献していくのかとか、どういう風に得点をとるのかというアプローチが変わらなかった」と、集中力を切らすことなく、戦い抜いた選手たちを称えた。
また、大量リードによるベンチの方針については、「バッティングに対しては指示してないですが、盗塁とバントはもうしないという話はしました。そういうマナーだと思うので」と明かした須江監督。
「フライを打たしていいと思ってる選手は、別にフライアウトで構わないですし。低く打球を求められる人間は、変わらず最後までやりきりますし。(全力でやることは)それもマナーだと思います」とチーム方針を貫いた。
須江監督は、仙台育英の新たな野球ビジョンに『面白い野球』を掲げており、「丁寧さや緻密さが出てくると面白い野球ができる」と、今後の戦いにさらなる意欲を示している。
取材・氏原英明、文・ベースボールチャンネル編集部