【甲子園速報】履正社、初4強で準決勝は明石商との地元対決 関東一が敗れ関東勢は全滅
2019/08/18
<第12日 第4試合 準々決勝 ○履正社 7―3 関東一●>(18日、阪神甲子園球場)
第101回全国高校野球選手権大会は18日に12日目を迎え、第4試合では地元関西の履正社(大阪)と東東京代表・関東一の対戦。履正社が中盤に逆転し、7-3で関東一を下した。履正社は20日に行われる準決勝第1試合で、明石商(兵庫)と対戦する。
初回、関東一は履正社のエース・清水大成(3年)の立ち上がりを捉え1死一、二塁のチャンスを作ると、4番・平泉遼馬(3年)が左翼スタンドへ豪快な一発を放ち、3点を先制する。
一方、3点ビハインドの履正社は、序盤に井上広大(3年)の適時打などで2点を返し、1点差に詰め寄る。さらに中盤5回、相手のミスも重なって1死満塁と逆転の好機を作ると、内倉一冴(3年)の適時打、西川黎(3年)の犠飛でこの回逆転に成功する。さらに6回には、2死満塁から井上が左翼へ走者一掃の適時三塁打を放ち、7-3と大きく突き放した。
先発の清水は、初回こそ3失点したものの、2回以降関東一打線に得点を許さない投球。9回124球を一人で投げぬき、被安打6、奪三振8、与四死球2と粘り強く試合を作った。
敗れた関東一は、外野に鋭い当たりを飛ばしながらも、履正社の好守に阻まれ、あと一本が出ず。準々決勝敗退で、関東勢が姿を消した。