「あの時の敗戦が本当に財産になっています」。履正社を変えた奥川恭伸の存在、星稜に選抜のリベンジなるか【甲子園決勝戦展望】
第101回全国高校野球選手権大会の決勝戦が22日、阪神甲子園球場で行われる。圧倒的な打力で勝ち上がってきた履正社(大阪)と、絶対的エース奥川恭伸擁する星稜(石川)が対戦する。果たして101回目の甲子園決勝を制し、令和最初の頂点に立つのはどちらのチームだろうか。
2019/08/21
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「仲間を信じるのが高校野球の醍醐味」
今大会、驚異的な打棒を見せてきた履正社の打線に対し、大会随一の注目を浴びてきた奥川がどれほどのピッチングを見せるかは注目になるだろう。今年から休養日が1日増えたことで、両チームのエースは万全とは言えないまでも、昨夏の吉田輝星のようなことにはならないはずだ。
「仲間を信じるのが高校野球の醍醐味、面白いところだと思うので、仲間を信頼していきたいなと思う」
奥川がそう語っていた。
リベンジに燃える履正社とそれを返り討ちにする星稜。
101回目の甲子園決勝は楽しみがいっぱい詰まっている。
氏原英明