【甲子園決勝】履正社のスタメン選手を紹介! 4番井上広大ら強力打線、見どころと注目選手は?
2019/08/22
スタメン選手紹介
1番(中)桃谷惟吹(3年)
打率.391(23打数9安打)、2本塁打、4打点
背番号「8」、右投右打のリードオフマン。4番井上と並ぶ今大会2ホーマーのパンチ力を備えている。準決勝では試合開始直後、明石商のエース中森俊介からフェンス直撃の三塁打で流れを引き寄せた。岡田監督も「桃谷が塁に出てくれるとチームの雰囲気が良くなる」とコメントしており、桃谷にかかる期待は大きい。初戦から全ての試合で第1打席に安打を放っており、決勝戦でも注目となる。
2番(二)池田凜(2年)
打率.316(19打数6安打)、2打点
背番号「4」、右投左打の強打の二塁手。履正社がこれまで掲げてきた「バントと守備と走塁」のスタイルを覆し、ヒッティングでも繋げる打者だ。高いアベレージに加え、今大会チーム最多の5四死球をとるなど、池田の高い出塁率が履正社の得点力の源となっている。
3番(三)小深田大地(2年)
打率.429(21打数9安打)、1打点
背番号「5」、右投左打、中軸を任される2年生。明石商戦では3安打をマークするなど、2番池田とともにチャンスメイクし、井上、内倉らポイントゲッターへとつなぐ役割となっている。両手を頭上に上げる独特なルーティーンにも注目だ。
4番(右)井上広大(3年)
打率.429(21打数9安打)、2本塁打、11打点
背番号「9」、右投右打のスラッガー。プロも注目する豪快な打撃で、甲子園でも2本塁打をマークし、11打点は今大会トップの数字となっている。選抜大会では、奥川相手に4打数無安打2三振に抑え込まれた。夏決勝の大舞台で春の雪辱を果たせるか。
5番(一)内倉一冴(3年)
打率.286(21打数6安打)、5打点
背番号「3」、右投左打の内野手。3回戦の高岡商戦では先制タイムリー、準々決勝の関東一戦では同点打を放つなど、勝負強い打撃でチームをけん引している。右の井上が凡退しても、左の内倉がいるという打線の並びは、相手投手にとっては脅威となる。
6番(左)西川黎(3年)
打率.500(20打数10安打)、1本塁打、5打点
背番号「7」、右投右打の外野手。今大会絶好調で、1、2回戦では7番を打ったが、3回戦以降は打順を一つ上げた。チームトップの打率(.500)、安打数(10)を誇り、唯一安打が出なかった関東一戦でも、犠飛で決勝点をマーク。クリーンアップの後に控える強打者は、奥川を相手取っても実力を発揮できるか。
7番(捕)野口海音(3年)
打率.300(20打数6安打)、6打点
背番号「2」、右投右打の捕手で履正社の主将を務める。U-15侍ジャパンでは正捕手を務めた経験もある。今大会では、井上に次ぐ6打点を挙げるなど、チャンスに強いのが魅力である一方、捕手としても清水、岩崎を好リードで引っ張りチームを支えている。選抜では奥川から2安打を放った野口は、勝負を分けるキーマンとなりそうだ。
8番(遊)野上聖喜(3年)
打率.400(20打数8安打)、1本塁打、4打点
背番号「6」、右投右打の遊撃手。内野の守備の要であるとともに、初戦の霞ケ浦戦では第2打席に左中間スタンドへ本塁打を放つなど、パンチ力も備えている。下位打線ながら、打率.400を誇り、恐怖の8番打者となっている。
9番(投)清水大成(3年)
打率.273(11打数3安打)、1打点
背番号「1」、左投左打の履正社のエース。1回戦から準々決勝まで4試合に登板し、29回を投げて27つの三振を奪った。準決勝では岩崎峻典が一人で投げ抜いたこともあり、中3日とコンディションは悪くないだろう。選抜大会では、星稜相手に8回を投げて2失点(自責点1)と好投しており、決勝での快投にも期待がかかる。
追記:決勝戦スタメン
1番(中)桃谷 惟吹
2番(二)池田 凜
3番(三)小深田 大地
4番(右)井上 広大
5番(一)内倉 一冴
6番(左)西川 黎
7番(捕)野口 海音
8番(遊)野上 聖喜
9番(投)清水 大成