BC富山、二岡智宏監督の退任を発表 就任1年、優勝叶わずも「全てに感謝」「今後も成長」
2019/09/18
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前期では0.5差2位と健闘
プロ野球独立リーグ、ルートインBCリーグの富山GRNサンダーバーズは17日、二岡智宏監督の退任を発表した。同球団の公式ホームページが伝えている。
二岡氏は広陵高、近畿大を経て1998年に逆指名で読売ジャイアンツに入団。その後、トレードで北海道日本ハムファイターズに移籍し、2013年に戦力外通告を受け現役を引退した。
2016年から巨人の打撃コーチを務め(2016年に二軍コーチ、2017年~2018年に一軍コーチ)、今年からBC富山の監督を務めていた。その富山は今季、アドバンス西・前期で20勝13敗で首位に0.5ゲーム差の2位。後期は16勝18敗で3位と優勝を逃している。
同サイトでは、退任にともなう二岡氏のコメントを以下の通りに発表。ファンへの感謝の気持ちがつづられている。
「ファンの皆様、そして富山GRNサンダーバーズに関わってくださった全ての皆様、1年間本当にありがとうございました。
突然ではありますが、今シーズンをもちまして、監督を退くこととなりました。短い期間でしたが、選手たちのあきらめない姿勢、そして、毎試合球場に足を運んでくださったファンの皆様の表情は今も心に残っています。そしてこの先も絶対に忘れることはありません。
自分自身、独立リーグで何ができるかという不安を抱えながら富山に来ましたが、様々な方々に支えて頂き、その不安はすぐになくなりました。最初は少し距離を感じた選手たちとも、最後は家族のように接することができました。その全てに感謝しかありません。
今後も野球界の為に何ができるかを考え、一人の人間として今後も成長できるよう、自分で決めた道を進んでいこうと思います。
富山で過ごした日々は忘れません。今後もサンダーバーズにご声援をよろしくお願いします。ありがとうございました」