「これからさらに良くなる」高知・藤川球児、日本復帰初登板は先発で4回1失点
20日行われた四国アイランドリーグplusのオープン戦、高知ファイティングドッグス対徳島・香川連合軍戦で、藤川球児が先発した。
2015/06/21
広尾晃
2012年以来の日本登板
20日行われた四国アイランドリーグplusのオープン戦、高知ファイティングドッグス対徳島・香川連合軍戦で、藤川球児が先発した。
試合登板は、今年5月15日のクリーブランド・インディアンス戦以来。また、日本での登板は2012年9月15日、東京ドームの巨人戦以来となった。
試合の2時間前には内野席はほぼ埋まった。一塁側ブルペンに藤川が姿を現すと大きな拍手と歓声が起こった。
現在、四国アイランドリーグplusは、選抜チーム(4球団29人)を編成して渡米中。アメリカ独立リーグのキャンナム・リーグと交流戦を行っている。両軍ともに「居残り組」の選手となる。18時に試合開始。
1回表、連合軍の攻撃、藤川球児がマウンドへ。
1番伊東 第1球は速球をファウル。1-1から三塁前にゴロを打たせるが、三塁手ラシィナが内野安打にする。
2番三ケ島の初球で伊東は二盗。1-0から三ヶ島は一塁手根津への送りバント。一死三塁。
3番井生は、初球を打って遊飛。二死三塁。
4番中川の2球目、藤川はフォークを投げるがこれがワンバウンド。捕手夏山が逸らす間に三塁走者伊東が生還。暴投による失点となる。中川は2-1から右前へゴロで抜ける安打。二死一塁。
5番首浦は、0-1から左前打。二死一二塁。
6番加藤は1-1から遊ゴロ。
2回表、
7番平岡は2-1から遊ゴロ。
8番岡村は1-1から遊ゴロ。
9番有山は2-2から三ゴロ。
3回表、
1番伊東は0-2から三ゴロ。
2番三ヶ島は、2-1から中飛。
3番井生は1-2から空振り三振。
3回裏、高知の一番銀二郎が左翼へソロ本塁打を打ち同点となる。
4回表、
4番中川は、2-2から左前打。
5番首浦は、0-1から右前打。無死一三塁。
6番加藤は、ストレートの四球。無死満塁。
7番平岡は、初球空振り。1-2から空振り三振。1死満塁。
8番岡村は、0-1から三塁ゴロ。三塁ラシィナは本塁送球。フォースアウト。2死満塁。
9番有山は、初球を打って三邪飛。
ここで降板。4回57球を投げて5被安打、2奪三振、1与四球、自責点1という投球内容だった。
8回、球団の梶田宙社長がグランドに立ち挨拶。観客動員は、高知の主催試合では新記録となる2865人だったと発表した。試合は3-3の引き分けに終わった。試合時間は2時間43分。