侍ジャパン、強化試合・巨人戦は5-0で快勝 6投手が完封リレー、源田壮亮は走攻守に躍動
2021/07/25
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<ENEOS 侍ジャパン強化試合・第2戦>
侍ジャパン 5ー0 読売ジャイアンツ(25日・楽天生命パーク宮城)
「ENEOS 侍ジャパン強化試合」の第2戦、侍ジャパンVS読売ジャイアンツスが25日、楽天生命パーク宮城で開催。侍ジャパンは、投打が噛み合い5-0で零封勝ちを収めた。
巨人・直江大輔投手、侍ジャパン・田中将大投手(楽天)の両先発で始まった同試合。侍ジャパンは初回、先頭の山田哲人内野手(ヤクルト)が安打で出塁し、続く源田壮亮内野手(西武)の犠打が失策を誘い、一、三塁のチャンスを迎えた。3番・吉田正尚外野手(オリックス)は二併殺打となったが、この間に三塁走者が生還し、1点を先制した。
その裏の田中は、上位打線を内野ゴロ3つで打ち取り、2回も2死から安打は打たれたが、安定した投球で無失点。3回も簡単に2死を奪い、一巡を投げ終えたところで伊藤大海投手(日本ハム)へとバトンタッチした。田中は2回2/3(26球)を投げ、被安打1、奪三振2、失点0の好投で順調な仕上がりを見せた。
2番手としてマウンドに上がった伊藤は、1番・松原聖哉外野手を力強い速球で空三振を奪うと、4回は1死から四球を与えたが、4番・岡本和真内野手を遊撃・源田の好守も光り、併殺打でイニングを終了。5回からは3番手・大野雄大投手(中日)がマウンドへ上がり、2死から7番・北村拓己内野手に右中間を破る三塁打を許したが、8番・小林誠司捕手を見三振とし、同点のピンチを防いだ。
一方の打線は、巨人の先発・直江に2回以降は無得点に抑えられていたが、6回に平内龍太投手の変わり端をとらえて無死一、三塁のチャンスを作ると、1死後に5番・浅村栄斗内野手の適時二塁打、6番・柳田悠岐外野手(ソフトバンク)の適時打、7番・菊池涼介内野手(広島)もセーフティースクイズでこの回3得点。さらに7回は、左腕・今村信貴投手に対して二塁打と犠打で1死一、三塁とし、3番・吉田の適時打で1点を追加した。
7回は岩崎優投手(阪神)、8回は平良海馬投手(西武)が登板し、ともに三者凡退。9回には守護神候補のルーキー・栗林良吏投手(広島)も3人で締め、東京五輪前最後の一戦を白星で飾った。
【スコア結果速報】ENEOS 侍ジャパン強化試合 第1戦vs楽天 第2戦vs巨人