【東京五輪】侍ジャパン・山本由伸&千賀滉大に“ピッチング忍者”らが注目「アンフェアなカーブ」「“ゴーストフォーク”」【東京オリンピック】【海外の反応】
2021/08/05
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東京五輪(東京オリンピック)において、野球日本代表「侍ジャパン」は4日、準決勝で韓国代表を破り、決勝進出を決めた。出場国屈指の投手力を誇る日本、その投手陣に米記者らが注目している。
今大会侍ジャパンのエース格として好投を続けているのは山本由伸。オープニングラウンドの開幕戦に続いて、準決勝・韓国戦でも試合を作った。
大会初戦となった7月28日のドミニカ共和国戦で6回無失点と好投したことについて、米野球専門誌『ベースボールアメリカ』のカイル・グレイサー記者は自身のツイッターで、「22歳の印象的なショー」と称賛。日本戦でも先発した米球界の有望株シェーン・バズの名前も挙げた上で、「彼(山本)とバズは、若い選手の中で最高」と、2人の豊かな将来性に期待した。
“ピッチングニンジャ”の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏は、韓国戦で山本が投じたカーブに「アンフェアなカーブ…」と嘆息。親指で押し出すような独特なリリースに注目し、「私のお気に入りであるカーブの一つ」と、惚れ込んだ様子だ。
またフリードマン氏は、アメリカ戦に登板した千賀滉大についても、「コウダイセンガ、“ゴーストフォーク”」と、鋭く落ちる“お化けフォーク”に言及している。
過去にも、オリンピックやWBCなどの国際大会で、メジャースカウトらの評価を上げた選手は数多くいる。今回の好投で、日本の投手陣にさらなる評価が加わることとなりそうだ。