【東京五輪】野球日本代表侍ジャパン、金メダルかけた決勝・アメリカ戦の予想スタメンは?【東京オリンピック】
2021/08/06
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侍ジャパン、決勝・アメリカ戦の予想スタメンは?
1番(指)山田哲人(ヤクルト)
2番(遊)坂本勇人(巨人)
3番(左)吉田正尚(オリックス)
4番(右)鈴木誠也(広島)
5番(一)浅村栄斗(楽天)
6番(中)柳田悠岐(ソフトバンク)
7番(二)菊池涼介(広島)
8番(三)村上宗隆(ヤクルト)
9番(捕)甲斐拓也(ソフトバンク)
(投)森下暢仁(広島)
決勝の先発を託されたのは、森下暢仁投手(広島)だ。オープニングラウンド(予選)のメキシコ戦でも先発し、初回に先制点を失うなど立ち上がりこそ苦しんだが、結果的には5回2失点。四死球はゼロと安定した制球力で試合を作り、十分に役割を果たした。決勝は、中7日での登板。プロ2年目の若き右腕が、金メダルをかけた大一番のマウンドに立つ。
初戦から3戦続けて捕手を除く8人を不動の位置で起用してきた打線は、準決勝・韓国戦で菊池涼介内野手(広島)を外し、近藤健介外野手(日本ハム)を「7番・左翼」に抜擢。やや変化を持たせてきたが、決勝は、今大会の基本形としたオーダーに戻すと予想した。
鍵を握るのは、相手の脅威となっている山田哲人内野手(ヤクルト)、坂本勇人内野手(巨人)の好調1、2番コンビだろう。特にトップを打つ山田は、ここまでチームトップの7打点を記録。出塁率も高く、3盗塁と機動力でも相手バッテリーを揺さぶっている。坂本は、ここまで打率.389(18打数7安打)と好調を維持しており、4打点は山田に次ぐ数字。勝負強さが際立っており、走者を置いた場面で回したいところだ。
その他にも、吉田正尚外野手(オリックス)、柳田悠岐外野手(ソフトバンク)、村上宗隆内野手(ヤクルト)と左打者が軒並み打率3割超と好調。さらに、準々決勝・アメリカ戦でサヨナラ打を放った甲斐に至っては、打率.500(10打数5安打)と打ちまくっており、9番打者ながらポイントゲッターとなっている。一方で懸念されるのは、4番・鈴木誠也外野手(‘広島)の状態だろう。準々決勝・アメリカ戦では、今大会初安打を初本塁打で記録するなど復調の兆しを見せたが、準決勝・韓国戦では無安打。本来の打撃には程遠く、未だ不振が続いている。