東京五輪、大会ベストナインを選出! 侍ジャパンを苦しめた各国の強打者たちも【東京オリンピック】
2021/08/08
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一塁手部門
トリスタン・カサス(アメリカ)
6試合、打率.217(23打数5安打)、3本塁打、8打点、OPS.960(長打率.652+出塁率.308)
本塁打、打点で二冠をマークしたアメリカ代表カサス。21歳の若きスラッガーは、打率こそ高い数字は残せなかったが、逆方向にも運べる圧倒的なパワーで日本チームにとっても脅威となった。
対抗馬としては、やはり侍ジャパンの浅村栄斗だろう。浅村は、打率.294、OPS.841の数字で、打線のつながりに欠かせない存在となった。数字では測れない効果的な一打で印象的で、守りでも好守が光った。
二塁手部門
山田哲人(日本)
5試合、打率.350(20打数7安打)、1本塁打、7打点、OPS1.035(長打率.600+出塁率.435)
準決勝・韓国戦勝利の立役者となった山田哲人。大会を通じて主に指名打者としての起用だったが、二塁手部門として選出した。山田は、オープニングラウンドのメキシコ戦で3ランを含む4打点をマークし状態をあげると、韓国戦では2本の二塁打を放ち、決勝点を挙げた。また、3盗塁は今大会最多の数字となるなど、文句なしの選出と言えるだろう。
そのほか、韓国代表のキム・ヘソンは、規定打席にこそ届かなかったが、13打数8安打(すべてシングルヒット)と高いアベレージを誇った。