青木宣親所属のロイヤルズ、ワールドシリーズに王手!|10月15日MLBクイックニュース
2014/10/15
雨で順延したが、青木宣親が所属するカンザスシティ・ロイヤルズは、本拠地カンザスシティで、ボルチモア・オリオールズ相手を迎えた。
○カンザスシティ・ロイヤルズ2-1●ボルチモア・オリオールズ
ロイヤルズの先発はガスリー、オリオールズは元中日のチェン。先制したのはオリオールズ。2回表にハーディがタイムリー二塁打を打つ。
チェンの好投の前に、ロイヤルズは旗色が悪かったが、4回裏にケイン、ホスマーの連打にバトラーの四球で一死満塁、ゴードンの二ゴロの間にケインが帰って同点とする。
6回裏には先頭の青木が中前にライナーで運ぶ安打、一死後ホスマーの右前打で青木の代走ダイソンが三進。ここでバトラーの犠牲フライが出て勝ち越した。
ロイヤルズはガスリーの後3人の投手をつなぎ、最後はホランドが締めて3セーブ目をあげた。
タイムリーが出なくても点が取れる。今のロイヤルズのしぶとさは驚異的だ。
2番右翼で先発した青木宣親は、一打席目は二ゴロ、二打席目は二ゴロ、三打席目は前述のとおり勝ち越し点のきっかけとなる中前打、ここで代走のダイソンを送られて退いた。
3試合連続で3打数1安打、シリーズ打率は.333。青木を起点とする「得点パターン」が出来上がっている。
これでポストシーズン7連勝、ワイルドカードから無傷で勝ちあがって、明日にもワールドシリーズ進出の可能性が出てきた。