【MLB】ブルージェイズ傘下GM「選手の見本」 メジャーでも3Aでも愛される川崎宗則
トロント・ブルージェイズの傘下にあるバッファロー・バイソンズのシーズン終了に伴い、マイク・ブチコフスキーGMは『SB Nation』のインタビューに応じた。そこでは2年前と変わらずチームで愛され、「3A選手の見本」と呼ぶ川崎宗則について語った。
2015/09/04
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選手の入れ替わりが凄まじいチームで愛される川崎
『SB Nation』では、シーズン終了に伴いトロント・ブルージェイズの傘下である、バッファロー・バイソンズGMを務めるマイク・ブチコフスキー氏のインタビューが報じられている。
そこではシーズンオフに予定しているコカコーラ・フィールドの増席工事について、そしてカナダドルの影響、さらにはバッファロー・バイソンズが2012年にニューヨーク・メッツからトロント・ブルージェイズ傘下になった影響などについても語っている。そして2015年シーズンを振り返り、3A球団の宿命であるメジャーチームに左右される様子などにもついても語っている。
今季は221人の選手異動、そしてバッファロー・バイソンズは66人の選手を起用したシーズンとなった。それでも昨季の238人の選手異動と73選手の起用に比べたら少ないものだったが、多くの選手がウエーバーに掛かり、起用できない日が続くことで調整の難しさがあることを語った。ブチコフスキーGMも「今年はどちらかと言うとジェットコースターに乗っているかのような1年だった」と振り返る。
それだけ選手の入れ替わりが激しく、年々メンバーが代わる3Aのチーム事情ではあるが、ブチコフスキーGMはバッファローで一番愛される選手に2年前にインタビューで応えた時と同じく川崎宗則の名前をあげた。
“Same answer! Even though we’ve got the league MVP in Matt Hague, Kawasaki still get the chants and the cheers. In all my time in baseball-29 years now-I don’t know if I’ve ever seen a player who’s more fun to watch. People have picked up on how animated he is and enthusiasm and his obvious love for baseball and so that’s why he’s favourtie.”
「(前回と)同じ答えだよ!このチームにはリーグのMVPを取ったマット・ヘイグがいるが、川崎は今でも多くの声援とエールをファンから受けている。野球界に身を置いて29年目になるが、これほど楽しんで応援できる選手は他にいなかった。みんなも彼の生き生きと熱心に取り組んでいる姿、そして野球に対する愛情に気付いたみたいだ。だから彼は一番愛されている。」
さらなるエピソードとして、ブチコフスキーGMはこれまで野球を見ていて、エラーをしてもブーイングを受けないのは川崎ぐらいではないかと笑顔で話した。