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【MLB】オフの調整に影響? 今季、軒並み成績低迷する日米野球参加組のMLB選手

昨年11月に行われた日米野球でMLBサイドではそして彼らの予想通り?参加した選手たちの成績は今季軒並み低迷している。

2015/09/08

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日米野球で死球を受けたカノ―は前半戦、不振にあえぐ

 昨年11月、8年ぶりに開催された日米野球。当初参加が発表されていたアルバート・プホルス、アダム・ジョーンズ、ブライス・ハーパー、ヤシエル・プイグのうち、プイグを除く3選手が出場辞退、後日発表された選手たちもこれまでのチームと比べるとネームバリューに乏しく、少々寂しいメンバーとはなった。

 欠場の選手の主な理由は、故障回復やシーズンの疲労などであったが、それでもMLB代表はカノーのバットコントロールやアルトゥーベのスピード、モーノーのパワーにプイグのダイビングキャッチなど随所にメジャーリーグのプレーを見せてくれた。

 そんな日米野球参加組の大半の選手たちの今季の成績はどうだろうか。

 実はシーズン途中の故障の影響などで日米野球参加メンバーの今季の成績は軒並み低迷している(成績は日本時間9月5日までのもの)。

 野手陣では今回のメンバーでおそらく最大のネームバリューを誇るロビンソン・カノーの不振が目立つ。

 侍ジャパンにノーヒットノーランを喫した第3回戦の7回にオリックスの西勇輝に死球を受けて途中帰国。開幕戦にはなんとか間に合ったものの、調子が上がりきらず前半戦は打率.251, OPS.660と低迷、特に三振はわずか86試合で64個とオールスター前に昨年(157試合で68個)に並ぶ勢いだった。後半戦に入ってから打率.339、OPS.936とこれまでの不振を挽回するかのごとく打ちまくっているのは一安心といったところか。

 第4戦で侍ジャパン先発の藤浪から3ランを放った2014年の首位打者ジャスティン・モーノーも今季は再び脳しんとうに悩まされ、ここまで出場はわずか28試合。ドジャースの野生児プイグも左太もも痛で2度の故障者リスト入りを経験、打撃でも振るわず今季のOPS.764は昨年を1割下回っている。

 日米野球で来日した15選手中2014年を上回るOPSを残しているのはわずか3人だけだ。モーノー、プイグに加えルーカス・デューダらも故障者リスト入りしており、期待に沿う成績を残しているのは今季も現時点で最多安打、盗塁王のアルトゥーベ(OPSは.830から.786に低下)とスーパーユーティリティ―としてアスレチックスやロイヤルズで活躍しているベン・ゾブリスト、あとはレギュラーを守っているサルバドール・ペレス、デクスター・ファウラーぐらいではないか。

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