大谷翔平、2戦連続マルチ安打で好調維持 エンゼルスは投手陣が奮起し接戦制す
2021/08/16
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地で行われたヒューストン・アストロズ戦に「1番・指名打者(DH)」でスタメン出場。2試合連続のマルチ安打を放つなど好調ぶりを見せ、チームもロースコアの接戦を制した。
大谷は初回の第1打席で、アストロズ先発ランス・マッカラーズJr.投手から快足を飛ばした一塁内野安打でチャンスメイク。しかし後続は倒れ、先制はならなかった。
2死満塁と先制のチャンスで迎えた第2打席は、空三振に倒れたが、1点ビハインドとなった5回1死一塁の第3打席では、中安でチャンスを拡大し、同点劇を演出した。
リードする展開となった7回の第2打席では、右腕クリスチャン・ハビアー投手に対したが、空三振で猛打賞とはならなかった。
この日の大谷は、4打数2安打の成績。打率.271、OPS1.017(出塁率.363+長打率.653)となっている。
エンゼルスは、1点ビハインドの5回にデビッド・フレッチャー内野手の内野ゴロの間に追いつくと、6回にはジョー・アデル外野手の併殺崩れの間に逆転。8回にはフィル・ゴセリン外野手のソロ本塁打でダメ押し点を奪った。投げては、先発したルーキーのレイド・デトマーズ投手が6回1失点でメジャー初勝利。オースティン・ウォーレン投手、ホセ・キンタナ投手、守護神ライセル・イグレシアス投手は無失点リレーでリードを守り、3-1で勝利し、同じアメリカン・リーグ西地区の首位を走るアストロズに一矢を報いた。