【MLB】田中将大はワイルドカードゲーム先発想定でローテ編成を「大一番での強さこそ、契約した理由」
崖っぷちでの田中将大の好投で地区優勝への望みを繋いだヤンキースだが、現実的にはワイルドカード狙いだろう。1試合のみの大事なワイルドカードゲームで運命を託せるのは、田中だけだ。
2015/09/15
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中5日ならばワイルドカードゲーム登板は可能に
ヤンキースの残り試合はあと20。今回は中4日で好投した田中だが、今後も中4日で登板すると18日のメッツ戦、23日のブルージェイズ戦という強豪相手の登板も含め、計4度登板できる。
その場合6日のワイルドカードゲームには、中2日となるため先発は不可能だ。
一方、中5日とすると、公式戦での残り登板は3度のみで、トロントでのブルージェイズとの最後の直接対決にも田中を使えなくなるが、ワイルドカードゲームには、中5日で先発できる。これは、決して大きくない地区優勝の望みに全てを懸けるべきかどうかの判断の問題だ。
マシューズは、ジョー・ジラルディ監督はワイルドカードゲームで田中が登板できるようローテーションを組むべきだと主張する。そしてその根拠を述べている。
One of the reasons the Yankees pursued Tanaka and signed him to that seven-year, $155 million contract was because of his reputation as a big-game pitcher in Japan. He didn’t get to pitch in any big games last year, but the ones he has pitched in this year, including Sunday, have shown that he has taken to the high-leverage games here as well.
ヤンキースが田中を追い求め、彼と7年1億5500万ドルで契約した理由の一つは、ビッグゲームに強いという日本での評判のためだ。昨季はビッグゲームに登板するに至らなかった。しかし、この日曜日も含めた今季のいくつかの登板は、ここ(アメリカ)でも大事なゲームを引き受けることができることを示している。
出典:”Masahiro Tanaka is the Yankees’ only choice for a one ?game playoff” @ ESPN by Wallace Matthews in Sep. 13th 2015