大谷翔平、“今季を象徴する試合”に同僚トラウトも「こうなることは予想していた」「とてもスペシャル」
2021/08/24
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、クリーブランド・インディアンス戦で「1番・指名打者(DH)」として先発出場。右前打や今季19個目の盗塁でチャンスを演出するなどの活躍を見せたが、勝利に結びつけることは出来なかった。同僚のマイク・トラウト外野手は今季の大谷の活躍を讃えている。米公式サイト『MLB.com』が報じた。
初回の第1打席で大谷はインディアンスのカル・クアントリル投手と対峙し7球目を捉えて右前打で出塁。続けて今季19個目の盗塁を記録しチャンスメイクした。だが、先制機を演出したものの得点には繋がらなかった。
3回の第2打席は四球、6回の第3打席は空振り三振に倒れている。8回の第4打席も四球で出塁したが、デビッド・フレッチャー内野手が併殺打に打ち取られたことで無得点に終わった。エンゼルスは0-3の敗戦を喫している。
同メディアによると、トラウトは今季の大谷の活躍に触れ「デトロイトでの試合は今シーズン全体の彼を象徴するものだった。彼は8回を90球で投げ、40本目のホームランを打った。まだ9月にもなっていないのに。それはとてもスペシャルなことだ」と語り、“リアル二刀流”で今季8勝目&40号本塁打を記録した18日(同19日)のデトロイト・タイガース戦を、大谷の今季を象徴する試合だったとの見解を示した。
続けて「僕たちにとって、これは幸運なことだ。彼がここに来たとき、こうなることは僕たち誰もが予想していた。彼がここでの生活を学ぶのに少し時間がかかったのは明らかだが、彼は今年素晴らしい活躍をしている」とし、大谷の活躍を称賛している。