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エンゼルスの新星ブランドン・マーシュとは。身体能力抜群、大谷翔平やトラウトにも引けをとらない数字も

ロサンゼルス・エンゼルスのブランドン・マーシュ外野手が大きな存在感を放っている。大谷翔平の不調もあって、いま打席で最も期待感の持てる選手と言っても過言ではないだろう。後半戦から突如として現れた新星について深く掘り下げてみよう。※数字は2日(日本時間3日)時点

2021/09/03

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経歴

 マーシュは1997年12月18日生まれの23歳。アメリカ合衆国ジョージア州ビュフォード出身で、ビュフォード高から2016年MLBドラフト2巡目(全体60位)でエンゼルスに入団した。右投左打の外野手で本職はセンター。背番号は「16」。
 

 
 高校時代にはアメリカンフットボールも行い、ワイドレシーバーを務めていた。走力などの身体能力は抜群で、公式サイトでも「センターでプレーするには十分な走力と肩を持っている」と評価されていた。また、妹のエリン・マーシュは陸上・七種競技の選手で、東京オリンピックの選考会にも出場するなど、高い身体能力のDNAを持つことを裏付けている。

 2017年にルーキーリーグで打率.350をマークして頭角を現すと、順調にクラスを上げ、2019年には2Aで48試合に出場し、打率.300、7本塁打、43打点、18盗塁、OPS.811と結果を残した。2020年はコロナ禍でマイナーリーグが中止となったが、同年の球団プロスペクトランキングで1位(MLB全体73位)につけていた。
 
 今季は3Aで24試合に出場し、打率.255、3本塁打、8打点、OPS.832の成績を残すと、エンゼルスの正中堅手マイク・トラウトの離脱などを受け、7月18日(日本時間19日)にメジャー昇格。同日デビューを果たした。
 
 メジャーでは今季、9月2日(同3日)時点で43試合に出場し、打率.266(139打数37安打)、1本塁打、13打点、OPS.707の成績。後半戦の打線において、ひと際存在感を放っている。

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