ダルビッシュ有、79日ぶり白星で今季8勝目! 6回7奪三振1失点の好投、大谷翔平は出番なし
2021/09/09
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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は8日(日本時間9日)、本拠地で行われたロサンゼルス・エンゼルスとのインターリーグ(交流戦)に先発登板。6回1失点の好投で今季8勝目を挙げた。なお、指名打者(DH)制のないナショナル・リーグ球団の主催試合のためベンチスタートとなったエンゼルス・大谷翔平投手との初対戦は、実現しなかった。
ダルビッシュは、初回から圧巻の投球を披露。デビッド・フレッチャー内野手、ブランドン・マーシュ外野手、フィル・ゴセリン内野手に対し、95マイル(約153キロ)を超える速球系のボールで3者連続の見逃し三振を奪った。
続く2回、先頭のジャレッド・ウォルシュ内野手に不運な二塁打を許し、犠打、四球で1死一、三塁のピンチを背負った。しかし、続くマックス・スタッシ捕手を浅い右飛に打ち取ると、タッチアップした三塁走者を右翼手・フェルナンド・タティスJr.内野手が補殺。無失点で切り抜けた。
すると、直後に打線が一挙8得点の猛攻を見せた。大量援護をもらったダルビッシュは、3回を三者凡退。4回こそマーシュの三塁打、味方の失策で1点を失ったが、崩れることなく5回も抑え、6月21日(同6月22日)ロサンゼルス・ドジャース戦以来となる勝利投手の権利を得た。
6回も続投したダルビッシュ。2死から走者を出すも難を逃れ、先発としての役目を全うした。
この日のダルビッシュは、6回(99球)を投げ、被安打3、与四死球1、奪三振7、失点1の成績で8勝目(9敗)。防御率3.95、WHIP1.05となっている。
一方の大谷は、この日は出番なしとなった。
試合は2回、パドレスが3安打と6つの四死球で一挙8得点。エンゼルスもフアン・ラガーレス外野手、ジョー・アデル外野手の2ランなどで追いすがったが、8-5でパドレスに軍配が上がった。