筒香嘉智、フェンス直撃の二塁打放ち5試合連続安打 持ち前の長打力を連日発揮!
2021/09/09
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ピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智外野手は8日(日本時間9日)、本拠地でのデトロイト・タイガース戦に「2番・右翼」で先発出場。二塁打を放つも、パイレーツは1-5で敗れている。
1-2と1点を追う3回裏、1死走者なしで迎えた筒香の第2打席。タイガースの先発マット・マニング投手が投じた2球目、外角真ん中に入った88マイル(約141キロ)のチェンジアップに狙いを定め、レフト方向にあと一歩で本塁打というフェンス直撃の当たりで、悠々と二塁まで到達した。筒香は3番ブライアン・レイノルズ外野手の一ゴロの間に三塁へ進むも、後続の4番コリン・モラン内野手が凡退し、同点のホームインとはならなかった。
2回以降、追加点が入らないパイレーツ。粘投を見せていた先発ミッチ・ケラー投手も5回に2点を失い、徐々に点差を引き離されていく。
6回から登板した2番手コディ・ポンセ投手も、7回に3番ロビー・グロスマン外野手にソロ本塁打を浴び、更に追加点を許した。そのまま試合は進み、パイレーツは、続くフランク・バンダ投手、ルイス・オビエド投手が無失点に抑えるも、点差は縮まることなく、1-5で敗戦を喫した。
筒香はこの日の試合、4打数1安打(中飛、左二塁打、左飛、二併殺打)で5試合連続安打を更新中。今季打率も.201と個人成績は右肩上がりである。残念ながらパイレーツは3連勝とはならなかったが、長打力に更に磨きがかかった筒香は、今後もチームの主軸として活躍に期待できそうだ。