筒香嘉智、連日2安打2打点でチーム連勝に貢献 パイレーツ移籍後は出塁率4割、OPS1.121
2021/09/16
Getty Images
ピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智外野手は15日(日本時間16日)、本拠地でのシンシナティ・レッズ戦に「2番・右翼」で先発出場。前日に続いて2安打2打点の活躍で、チームを連勝へと導いた。
パイレーツは2点を追う3回裏、1死一塁で迎えた筒香の第2打席。カウント2-2から、レッズ先発ブラディミール・グティエレス投手が投じた外のカーブに上手く合わせ、左中間へと大きな二塁打を放つ。筒香の打席の間に盗塁で二塁へ進んでいたミッチ・ケラー投手が、この当たりでホームに還りチームは1点を返した。
また、続く3番ブライアン・レイノルズ外野手の適時三塁打、4番コリン・モラン内野手の犠飛でパイレーツは2点を追加。筒香の一打で打線に火が付き、一挙3得点で逆転に成功した。
さらに4回、2死三塁のチャンスで、筒香が第3打席を迎える。相手先発グティエレスから継投したばかりのジャスティン・ウィルソン投手が投じた初球、内角低めのフォーシームを弾き返すと、打球は詰まりながらも秋山翔吾が守るセンターの前へ。三塁走者が還り、筒香はこの日2打点目を挙げた。
筒香の活躍で、パイレーツは4-2と点差を引き離すも、試合終盤に2点を失い同点とされる。しかし9回裏、1死一、二塁で、4番モランが、内野ゴロを放つと、その間に二塁走者ウィルマー・ディフォー内野手がホームめがけて疾走し、本塁生還。パイレーツは5-4でサヨナラ勝ちを決めた。
この日の筒香は、3打数2安打2打点(四球、左2、中安、三飛)の成績。パイレーツ移籍後は、打率.309、7本塁打、19打点、OPS1.121(出塁率.400+長打率.721)となっている。