秋山翔吾、二塁打&犠打で勝利に貢献! レッズの5連敗を阻止
2021/09/17
Getty Images
シンシナティ・レッズの秋山翔吾外野手は16日(日本時間17日)、敵地で行われたピッツバーグ・パイレーツ戦に「8番・中堅」で先発出場。秋山は2打数1安打と連日ヒットを放ち、4戦ぶりのチームの勝利に貢献した。
2回表、2死走者なしで秋山は第1打席を迎えた。相手先発コナー・オーバートン投手と対峙し、カウント2-0と追い込まれた3球目。最初の2球と同じチェンジアップがボールゾーンに投じられたが、持ち前のバット裁きで左方向に上手く運び、一気に二塁へ到達。先制点のチャンスを作ったが、後続の打者は凡退し、無得点でこの回の攻撃は終わった。
未だ0-0の4回表で迎えた秋山の第2打席は、2死一、二塁と得点圏に走者を置いた好機の場面。継投した相手サム・ハワード投手との対戦で、最初の2球で2ストライクに追い込まれるも、フルカウントまで持ち込む。その後もハワードのボールに必死に食らいつき、決着がついたのは12球目。それまで11球全てスライダーだったが、12球目に投じられた93.4マイル(約150キロ)のフォーシームに振り遅れ、空振り三振。粘るも得点には繋がらなかった。
試合が動いたのは終盤の7回表、先手を打ったのはレッズだった。先頭打者の6番タイラー・スティーブンソン捕手が右方向に二塁打、続く7番カイル・ファーマー内野手も四球を選び出塁。
無死一、二塁とまたも好機で回って来た秋山の第3打席。コディ・ポンセ投手が投じた2球目、真ん中低めのカットボールを一塁方向に転がし犠打を決め、走者を二、三塁に進めることに成功。続く代打の9番アスドルバル・カブレラ内野手は左方向に犠飛を打ち、1点先制。これが決勝点となり、1-0の接戦を制したレッズが勝ち星を挙げた。
この日の秋山は、2打数1安打(左2、見三振、一犠打)の成績。打率は.204、OPS.535(出塁率.282+長打率.253)となっている。レッズは投手陣の好投により見事完封勝利。秋山の活躍もあり、レッズが連敗を4で止めた。