ペレス、ロベルト・クレメンテ賞にノミネート 教育分野での活動を評価、指揮官も絶賛「素晴らしい例」
2021/09/20
Getty Images
評価されたポイントは?
ペレスは、教育分野での活動、特にNPO「ティーチ・フォー・アメリカ」への参加が評価され、ノミネートされた。ペレスのフィールド外での仕事に対する情熱は、母親とベネズエラで育ったことに由来する。
「私の母は、家族や知らない人の面倒を見るのが好きだった。それらを母から学び受け継いだ。小さな子供を笑顔にして、何かを変えることができるなら、それが私のやりたいことなのだ。特に、ここカンザスシティのコミュニティではみんなを幸せにしたい」
教育に対するペレスの情熱は、他の慈善活動にもつながっている。子供たちのためのクリニックの指導、パンデミックの際にロイヤルズファンに向けたサプライズメッセージの撮影、労働者の支援、小児がん患者のための「Braden’s Hope」にも協力している。
ペレスは、フィールド上では間違いなくロイヤルズのリーダーである。投手陣を導き、他の守備陣をまとめている。また、ペレスはラインアップの中で最も危険なバッターである。しかし、フィールドの外でもリーダーであり、社会にインパクトを与える方法を熟知しているお手本でもある。
ロイヤルズのマイク・マシーニー監督は、「ペレスは、社会に変化を起こし、自分が成し遂げたことをより大きな利益のために使うという、正しい心を持った人の素晴らしい例である」と彼を称賛した。フィールド内外でインパクトを与えるペレスから、残りのシーズンも目が離せない。