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大谷翔平、今季MVP受賞は間違いなし?米メディアが考える3つの理由「彼は完璧な野球選手の定義」【海外の反応】

2021/10/05

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 米メディア『FANSIDED』が4日、48本のホームランで本塁打王に輝いたサルバドール・ペレス捕手(カンザスシティ・ロイヤルズ)やブラディミール・ゲレーロJr.内野手(トロント・ブルージェイズ)ではなく、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が今季のアメリカン・リーグMVPを受賞すると予想した。
 

 
 本塁打王争いでは46本で3位だった大谷。日本人初の本塁打王を逃すことになったが、それでも今季の活躍は際立つものがあった。投手として130回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振。打者としては46本のホームランを放っただけでなく、日本人選手として2007年の松井秀喜氏(ニューヨーク・ヤンキース)以来となるシーズン100打点を達成し、“リアル二刀流”として最高のシーズンを送った。

 同メディアは「大谷翔平がア・リーグMVPを獲得する理由を示す3つの統計」と題し、ゲレーロJr.などではなく大谷をア・リーグMVPの最有力候補に挙げた理由について説明している。
 
 一つ目はア・リーグ4位タイの26盗塁を記録したこと。2007年にMVPを獲得したアレックス・ロドリゲス氏について触れ、大谷は45本塁打以上&20盗塁以上をマークしたことでMVPに値すると結論づけた。
 
 二つ目は投手として9勝2敗、防御率3.18、156奪三振を記録するなど好成績を残したこと。寸評では「これを話題にしようとしている人たちがいること自体、とても冗談にしか思えないだろうが、オールスターゲームでは文字通り先発指名打者(DH)と先発投手の両方を務めた」とコメントしている。
 
 そして、三つ目はWARが7.9に達したこと。WARとは、打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価し、選手の貢献度を表す指標のことで、本塁打王争いのライバルだったゲレーロJr.のWAR6.5を上回っている。3つの理由を示した上で同メディアは「彼は最高の走者であり野手としても活躍する。彼は完璧な野球選手の定義であり、投手と打者の両面の優位性は、彼が最も価値のある野球選手であることを証明している」と締めくくった。



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