大谷翔平、今季最終戦で第46号先頭打者ホームラン! 100打点の大台&日本人最多96四球、本塁打王はペレス&ゲレーロJr.
2021/10/04
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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地で行われたシアトル・マリナーズとの今季最終戦に「1番・指名打者(DH)」でスタメン出場。第46号先頭打者本塁打を放ち、チームはシーズンを勝利で締めくくった。
大谷は初回、マリナーズの先発左腕タイラー・アンダーソン投手と対戦。1ボール1ストライクからの3球目、甘く入った86.4マイル(約139キロ)のカッターを完璧に弾き返した。打球は、弾丸ライナーでライトスタンドに飛び込む先頭打者アーチ。打球速度112.9マイル(約182キロ)、飛距離418フィート(約127メートル)を計測した11試合ぶりとなる一発で、100打点の大台に到達した。
3点リードとした2回1死二塁の第2打席は、申告敬遠。5回2死三塁で迎えた第4打席でも申告敬遠で歩かされ、今季の敬遠数は、アメリカン・リーグ断トツトップの20個となった。
この日の大谷は、3打数1安打1打点1本塁打2四球(右本、四球、見三振、四球、空三振)。今季成績は、打率.257、138安打、46本塁打、100打点、26盗塁、OPS.965(出塁率.372+長打率.592)となった。
エンゼルスは、大谷の先制弾を皮切りに打線が繋がり、計7得点。投手陣も小刻みな継投でマリナーズをかわし、7-3でシーズン最終戦を制した。
また、最後まで熾烈を極めた本塁打争いは、48本塁打でサルバドール・ペレス捕手(カンザスシティ・ロイヤルズ)とブラディミール・ゲレーロJr.内野手(トロント・ブルージェイズ)が並び、タイトルを分け合う形となった。