澤村拓一、1死満塁のピンチを火消し! 1回2/3を無失点、レッドソックスは熾烈なワイルドカード争い制す
2021/10/04
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ボストン・レッドソックスの澤村拓一投手は3日(日本時間4日)、敵地で行われたワシントン・ナショナルズとの今季最終戦でリリーフ登板。圧巻の投球でチームのポストシーズン進出に貢献した。
澤村は、2点ビハインドに変わった3回、なおも1死満塁のピンチの局面でマウンドへ。迎えた6番ジョディ・マーサー内野手に対し、1ボールから97.7マイル(約157キロ)のフォーシームでつまらせ、注文通りの遊併殺打。圧巻の火消しを見せ、このイニングを乗り切った。
4回も続投した澤村は、1死からカーター・キーブーム内野手に二塁打を打たれてピンチを背負うも、後続を見三振と二ゴロに打ち取り、無失点で試合の流れを引き寄せた。
この日の澤村は、1回2/3(15球)を投げ、被安打1、与四死球0、奪三振1、失点0。今季成績は、55試合(53回)を投げ、5勝1敗10ホールド、61奪三振、防御率3.06、WHIP1.45となった。
終盤までもつれた試合は、レッドソックスが同点の9回にラファエル・デバース内野手の2ラン本塁打で逆転に成功した。最後はニック・ピベッタ投手が3人で締めて7-5で勝利。熾烈なポストシーズン争いを制し、5日(同6日)に行われるニューヨーク・ヤンキースと戦うワイルドカードゲームに駒を進めた。