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【MLB】期限は10月1日。故障の田中将大、ポストシーズン前の登板は先発かリリーフか

田中将大の今後の登板の見通しがたっていない。10月1日のレッドソックス戦までに復帰できなければ、登板間隔の問題で6日のワイルドカードゲームでの先発が難しくなる。そこで浮上したのが救援での調整登板案だ。

2015/09/28

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指揮官も復帰を明言できず

 右太もも裏の故障で18日のメッツ戦を最後に登板を見合わせている田中将大は、いつ投げるのか。『ESPN』のウォレス・マシューズ記者は、もし10月1日までに先発することができなければ、ワイルドカードゲーム前に一度救援で短いイニングを投げることになるだろうと報じている。

New York Yankees manager Joe Girardi still does not know when — or even if — he will be able to use his ace, Masahiro Tanaka, in one more regular-season game before the postseason begins, but Girardi does know this: If Tanaka, who has been sidelined with a hamstring strain, is unable to get on the mound by Thursday, he will have made his last start before the Yankees’ likely appearance in a one-game wildcard game Oct. 6.
ニューヨーク・ヤンキースのジョー・ジラルディ監督ですら、エースの田中のポストシーズン前の1試合の登板がいつになるのか、いやそもそも投げることができるかは、まだわかっていない。
しかし、太もも裏の故障で戦列を離れている田中が、もし木曜日(10月1日)までに登板できなければ、10月6日に開催される1試合のみのワイルドカードゲーム前に調整登板させるつもりだろう。

 田中は、18日のメッツ戦の2回にバントし一塁に駆け込む際に右太もも裏を痛めた。回復度合いの詳細は明らかになっていないが、故障した投手の復帰までのプロセスとして必要な守備練習は、まだ行っていない。果たして、田中はいつになれば登板できるのか。記者団に対してのジラルディのコメントは慎重だ。

“That’s something we have to decide on how he feels,” Girardi said. “I know everyone wants an answer, but it’s really not that simple because of his value to us moving forward.
「彼自身が状態をどう感じているかを吟味して、判断しなければならない」とジラルディは語った。「みんな結論を急ぐが、われわれが前進していくために彼はとても大切な存在なのだから、そう簡単に判断できるような問題ではない」

 しかし、このままワイルドカードゲームまで登板がなければ、中17日と間隔が大きくあくことになる。

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